匿名掲示板「4chan」の影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 02:40 UTC 版)
「2022年バッファロー銃乱射事件」の記事における「匿名掲示板「4chan」の影響」の解説
詳細は「4chan#2022年バッファロー銃乱射事件」を参照 容疑者は「4chanで真実を学んだ」と述べており、容疑者の声明によると「私は差別主義者として生まれたわけでも、成長してそうなったわけでもない。ただ、真実を学んだ後で、レイシストになった」という。 容疑者いわく、4chanを使い始めたのは2020年5月、コロナ禍による「極度の退屈」からで、武器板「/k/」を経て、最終的に4chanで最も物議を醸す非ポリコレ板「/pol/」にたどりついたという。容疑者はここで、白人中心の地域が非白人に乗っ取られるという「グレート・リプレイスメント」(大置換)なる極右の陰謀論に触れたことから「ようやく目が覚めた。攻撃することを考え始めた」と述べている。NPO団体「メディア・マターズ・フォー・アメリカ」の調査によると、2018年7月以降、/pol/では9万回以上にわたって同様の陰謀論が言及されていた。これら経緯から大手マスコミは4chanを「憎悪に満ちた掲示板」(CNN)、「インターネット上で最も卑劣な場所の1つ」(Guardian)と報道している。
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