区点位置および区点番号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 14:42 UTC 版)
「JIS X 0208」の記事における「区点位置および区点番号」の解説
2バイト符号のうち、2バイトの第1バイトを同じくする符号の集合を、区 (row) といい、一つの区のうちの個々の符号を、点 (cell) という。ある区のある点のことを、区点位置 (code-point) と呼ぶ。 2バイトの第1バイトおよび第2バイトには、それぞれ、列番号/行番号で表示して2/1から7/14までの94通りのビット組合せが許される。したがって、区は94個あり、一つの区には、94個の点がある。区点位置は94×94=8,836個ある。 区点位置は区点番号によって参照される。それぞれの区に1から94までの番号を与え、それぞれの区のうちの点に1から94までの番号を与える。そして、区点番号を、区の番号と点の番号によって「何区何点」と表現するか、区の番号と点の番号をハイフンでつないで表現する。例えば、文字「亜」の区点位置は、区点番号によって16区1点または16-01と参照される。 区点番号と図形文字との対応は、規格の付属書3において、区の番号を縦軸に、点の番号を横軸に取った94×94の図形文字符号表で示されている。 この構造は、中国のGB 2312や韓国のKS C 5601(現在のKS X 1001)でも採用された。
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