北野御霊会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 00:27 UTC 版)
平安時代の987年に疫病や災害をもたらすとされる祭神の怨霊を鎮めるための祭礼として、天皇の使者が派遣される勅祭「北野祭」の一環で天台宗延暦寺と合同で行っていたが、応仁の乱で途絶えていた。明治維新直前に「北野臨時祭」として再興が試みられた事もあったが、明治初期の神仏分離で境内での仏事は途絶えていた。2020年(令和2年)9月4日に約550年ぶりに北野天満宮が祭神菅原道真の1125年半萬燈祭を7年後に迎えることと天台宗総本山延暦寺が天台宗開祖の最澄の1200年大遠忌を翌年に控え、互いの節目につながりを見直すことを計画し神仏習合として再興され、神職と僧侶により新型コロナウイルス感染症の世界的流行の早期終息や国の安寧が祈られた。
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