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北原幸男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/05 02:30 UTC 版)

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北原 幸男
生誕 (1957-08-29) 1957年8月29日(61歳)
出身地 日本 東京都
学歴 桐朋学園大学
ジャンル クラシック音楽
職業 指揮者
公式サイト 公式サイト

北原 幸男(きたはら ゆきお、1957年8月29日[1] - )は、日本指揮者。父は都山流尺八奏者の北原篁山。

経歴

東京都出身[1]。指揮を尾高忠明秋山和慶小沢征爾、C.ブジャーヌ、W.ピーチニクの各氏に師事。桐朋学園大学卒業後、NHK交響楽団指揮研究員に就任。その後、タングルウッド音楽祭において、小澤征爾、レナード・バーンスタインの指導を受ける。

1985年プラハの春国際音楽コンクール第3位入賞。同年、インスブルック州立歌劇場(オーストリア)専属指揮者に就任(1992年退任)。

国内では、1986年札幌交響楽団定期演奏会に出演。以来、NHK交響楽団の定期演奏会を始め、読売日本交響楽団日本フィルハーモニー交響楽団東京交響楽団東京都交響楽団等、全国各地のオーケストラに客演。

1992年アーヘン市立歌劇場(ドイツ)及び同管弦楽団の常任指揮者に就任。同年、NHK交響楽団定期公演で指揮したショスタコーヴィチの交響曲第11番のCDをリリース。

1993年、アーヘン市立歌劇場音楽総監督に就任。1996年に退任後も、ヨーロッパを中心に活動。同年、グローバル音楽奨励賞受賞。

2003年武蔵野音楽大学講師に就任(2004年に助教授、2007年に教授に就任し、現職)。その他、これまでにエリザベト音楽大学創造学園大学等でも教鞭を取る。2008年宮内庁式部職楽部指揮者に就任。

現在までに、ハノーヴァーキールダルムシュタットプラハのオペラハウス、リンツ・ブルックナー管弦楽団北ドイツ放送交響楽団プラハ放送交響楽団ブダペスト交響楽団、ブカレスト・フィルハーモニー、北イスラエル交響楽団などに客演経験がある。また、新国立劇場びわ湖ホールでのオペラ公演にも客演している。交響曲ではショスタコーヴィチ、またオペラを得意とする。

2012年日本合唱協会首席指揮者に就任。現在、埼玉県富士見市文化芸術アドバイザー。

脚注

  1. ^ a b 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.506

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