化粧掛け
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 03:06 UTC 版)
化粧掛け(エンゴーベ)は、白もしくはクリーム色などのスリップ(英語版)で通常は焼成前に焼きものの表面を覆うことである。装飾的な目的で施されることが多いが、また胎土の欠陥を隠すためにも用いられる。化粧掛けは塗って施すことも、均一で滑らかな被覆を実現するために浸して施すこともできる。化粧掛けは先史時代から現在まで使われ続けている技法である。化粧掛けの一部を削って胎土の色を露出させるズグラッフィート(掻き落とし)の技法とも併用されることがある。色の違う化粧掛けを二重に施し、上の層だけを削ることで下の層の色を出す装飾を行うことも慎重に行えば可能である。このようにして用いられる化粧掛けには相当量の
※この「化粧掛け」の解説は、「陶芸」の解説の一部です。
「化粧掛け」を含む「陶芸」の記事については、「陶芸」の概要を参照ください。
「化粧掛け」の例文・使い方・用例・文例
化粧掛けと同じ種類の言葉
- 化粧掛けのページへのリンク