勝間田長清とは? わかりやすく解説

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勝間田長清

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/17 15:33 UTC 版)

勝間田 長清(かつまた ながきよ[1]、生没年不詳[2]藤原 長清とも[3]。)は、鎌倉時代後期の武士遠江国蓁原郡勝田(かつまた[注 1])郷(静岡県牧之原市の勝間田川流域一帯)を領する勝間田氏の頭領で、勝間田城城主。歌人として『夫木和歌抄』を編纂したことで知られる[1]


注釈

  1. ^ 平安時代の『和名類聚抄』では、「加知末多」または「加都万多」と表記され(写本によって字が異なる)、これを後に「勝田」書いて「かつまた」と読むようになった。「勝間田」とも書いた[4]
  2. ^ 京都から東へ向かい、遠江国に入って菊川を渡ると間もなく勝間田城へ至る。
  3. ^ 遠江国榛原郡湯日。現在の島田市湯日に比定される。江戸時代に東海道が整備されて金谷宿島田宿のあいだで大井川を渡るようになったが、それ以前は鎌塚宿経由で大井川を渡って島田を目指していた[8]。勝間田城からは直線距離にして約3.7キロメートル。静岡空港に近く、湯日川に面する。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m 『静岡大百科事典』,p163「勝間田長清」
  2. ^ a b c d e 講談社,『デジタル版 日本人名大辞典+Plus』,2015,コトバンク版 2018年5月13日閲覧。
  3. ^ 朝日新聞出版,『朝日日本歴史人物事典』,1994,コトバンク版 2018年5月13日閲覧。
  4. ^ a b c 『角川日本地名大辞典22 静岡県』,p287-288「勝間田」
  5. ^ 『静岡大百科事典』,p163「勝間田城跡」
  6. ^ a b c 平凡社,『世界大百科事典 第2版』,コトバンク版 2018年5月13日閲覧。
  7. ^ a b c d 小学館,『日本大百科全書(ニッポニカ)』,コトバンク版 2018年5月13日閲覧。
  8. ^ a b 『角川日本地名大辞典22 静岡県』,p301「鎌塚宿」
  9. ^ 平凡社,『世界大百科事典 第2版』,コトバンク版 2018年5月13日閲覧。


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