勝島義太郎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 02:33 UTC 版)
狂人。24歳。勝島家の長男。屋根の上に登って海上の空を眺めるのが好き。小さい時から高いところに上りたがり、4、5歳の頃は床の間、仏壇、棚の上に上り、7、8歳になると猿のようにスルスルと木登りをし始め、15、6歳になると山の頂上まで登っては独り言で天狗や神と話すようになる。屋根から降ろされそうになると、外道が近寄るのを怖れる仏徒のように嫌がり抵抗する。屋根から落下し右足を負傷したことがあり、びっこになっている。「勝島の天狗気違」という噂が高松の町まで広がっている。
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