助色団とは? わかりやすく解説

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じょしょく‐だん【助色団】

読み方:じょしょくだん

染料などで、発色団と組になって深くて濃い色を出す原因になる原子団アミノ基カルボキシル基など。


助色団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/17 08:11 UTC 版)

助色団(英語:auxochrome)は、発色団に接続され発色団が光を吸収する能力を変更する原子団。英語auxochromeは、古代ギリシア語αὐξάνω(増やす)とχρῶμα(色)に由来する。助色団自体は色を作り出さないが、有機化合物の発色団とともに存在すると色素原の色を強くする[1]。例としてはヒドロキシ基(−OH)、アミノ基(−NH2)、アルデヒド基(−CHO)、メチルメルカプタン基(−SCH3)がある[2]


  1. ^ Vishwanathan, M.. Principles of Organic Chemistry. Kollam, Kerala: Jai Sai Publications. p. 2/30 [要ISBN]
  2. ^ Gronowitz, Salo J. O. (1958). Arkiv för Kemi 27: 239. 
  3. ^ “The Dye Spectrum”. New Scientist (Reed Business Information) 122 (1665): 52. (May 1989). ISSN 0262-4079. https://books.google.com/books?id=TaGZ6a_ZXEcC&pg=PA52-IA2&dq=Chromophore+intitle:New+intitle:Scientist&hl=ml#v=onepage&q=Chromophore&intitle%3ANew&intitle%3AScientist&f=false. 


「助色団」の続きの解説一覧

助色団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/04 06:12 UTC 版)

発色団」の記事における「助色団」の解説

助色団は、発色団結合した原子官能基であり、発色団が光を吸収する能力変化させ、吸収波長強度変化させるのである

※この「助色団」の解説は、「発色団」の解説の一部です。
「助色団」を含む「発色団」の記事については、「発色団」の概要を参照ください。

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