劇場版作画
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劇場版において巨神兵がビームを発射しながら崩壊するシーンは、庵野秀明が原画を担当した。 宮崎駿が描いた初期の絵コンテの段階では完全復活した巨神兵と王蟲が激突するシーンが存在したが、尺に間に合わないということで間に合わせるために絵コンテを描き直したという。 スタジオジブリの鈴木敏夫は、2010年(平成22年)5月27日、ブルーレイディスク版『風の谷のナウシカ』(同年7月14日発売)の完成披露発表会において、本作で原画を担当した『新世紀エヴァンゲリオン』の監督・庵野秀明と自身との対談「ナウシカとエヴァンゲリオン!巨神兵の行方は?」がディスクの音声特典として追加収録されたことにちなんで、「あいつ(※庵野)の作りたいことが分かった。エヴァンゲリオンは巨神兵だ!! と今気付きました。」「彼の最初にやった仕事が(※世界を滅ぼした巨大人工生命体である)巨神兵を描いたこと。そして今は(※汎用ヒト型決戦兵器である)エヴァンゲリオンを描いている。何十年たった今でも人間って同じことやるんですね。恐ろしい(笑)。だからお墓には巨神兵って書いときましょう。」と発言した。
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