剛構造(rigid structure)と柔構造(flexible structure)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/27 17:47 UTC 版)
「構造」の記事における「剛構造(rigid structure)と柔構造(flexible structure)」の解説
地震国の日本では耐震構造が非常に重要であるが、耐震構造の考え方には二つの代表的な考え方がある。 ひとつは剛構造で、構造物を剛に構成し、柱や梁同士を剛に接合させ、外力を受けても変形しにくい構造体を構成しようとするものである(梁などでなく壁体を用いるものもある。) 。 もうひとつは柔構造であり、これは高層の構造物ではその固有周期が長くなり作用する地震力が小さくなるので、剛性を高めることはかえって構造的によくない、という考え方に基づく。(日本の五重塔や高層ビル、樋門などは、柔構造である。)
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