制裁点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 02:15 UTC 版)
1980年度から、騎手に対する制裁は点に換算され、制裁点として加点される。 戒告 1点 過怠金(金額によって異なる)1万円 2点 3万円 3点 5万円 4点 7万円 5点 10万円 8点 11万円 - 50万円 12点 騎乗停止 10点+付加点 - 付加点は騎乗停止中の競馬開催日に2を掛けた数(例・開催日4日×2=8点 制裁点は18点)。 なお、制裁点数が30点を超えると再教育となる(競馬学校での指導、レポートの提出など)。短期免許で騎乗している騎手の場合は再教育を受ける必要はないが、その代わり翌年の短期免許発給が拒否される(詳細は短期騎手免許#発給制限を参照)。再教育後点数はリセットされる。一年の中央競馬開催終了時もリセット。 フェアプレー賞は制裁点数10点以下の騎手が受賞できる。また、東西のいずれかで勝利数、勝率、獲得賞金額の各部門で5位以内に入り、制裁点が0点の騎手は特別模範騎手賞を受賞できる。しかし、好成績を残しつつ、フェアプレーを行わなければならず、また調整ルームへの正当な理由および許可なき遅刻も制裁の対象となるなど、行動面でも模範を示す必要があるため、これまでの受賞者は5名(藤田伸二が2回)のみである。 騎手ごとの得点状況については原則非公開である。
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