利用・加工法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 00:21 UTC 版)
日本原産の野菜で、根茎、茎、根、花などすべてが食用にされる。主に使われるのは根茎で、一年中流通して特定の旬はないが、全体に淡緑色で良く締まったかたいものが良品とされる。ワサビの葉はわさび漬けなどに、太い根茎は、主にすりおろして香辛料とする。食欲増進、食物防腐、制菌作用があることから、生ものに添えられ、刺身や寿司、蕎麦などの日本料理には欠かせない薬味として知られる。根茎は薬効がある生薬として、民間では山葵根(さんきこん)と称されることもあるが、ワサビは中国にはなく、本来は「山葵」とすることは誤りである。薬用としてよりも、香辛料として用いられる。
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