別系統の文治
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/24 05:46 UTC 版)
吉井勇などの著書に紹介されている人物。 師弟関係など不明。江戸の人物で神田の川竹亭に出ていたころ6代目桂文治と親しくし、のちに尾道を中心に旅回り専門の芸人となり桂三之助、桂文一、桂とぼけなどを連れて怪談噺、音曲、坐り踊りの芸で一座で廻ったという。のちに地元の豪商・田坂卯三郎の支援で尾道で易学や占いで生計を立て余生を過ごし、時より寄席には出ず宴の席などで芸を披露していた。1905年7月3日に93歳で亡くなり田坂卯三郎が信行寺に葬った。戒名は「弁誉秀音居士」。また千光寺には碑も建てられた。顔に特徴があり背が高かったという。 通称「旅(の)文治」、「尾道(の)文治」、「偽(の)文治」などという。
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