切手の透かし
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 17:31 UTC 版)
切手収集においては、透かしは切手の重要な特徴であり、しばしば普通の切手と希少価値のある切手との差異の構成要素である。古典的な切手の透かしは小さい王冠か国家の象徴である国王のモノグラムなどが用いられ、それぞれの印が一度か連続した模様が現れる。透かしは19世紀から20世紀の初め頃の間、切手ではほとんど一般的だったが、現代では一般的に使われなくなっている。 スイスの初期の切手においては、透かしの代わりにエンボス加工された「楕円の中の十字架」デザインが使われていたが、これも紙の厚さを変えるところで透かしとは類似している。しかし、標準的な透かしよりもより鋭い縁取りで区別することができる。
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