刀ハバキ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/22 21:32 UTC 版)
一重ハバキ(ひとえはばき) 一枚ハバキ(いちまい)とも呼び、もっとも一般的な物である。 二重ハバキ(ふたえ) 二枚ハバキ(にまい)・覆輪ハバキ(ふくりん)・袴ハバキ(はかま)とも呼び 主に装飾を狙って造る。刀身に接する側の「下貝」と、下貝に嵌めこむ「上貝」で構成。上貝に家紋等の透かし彫りを施す物、台座を据える物(特に台付ハバキと呼ぶ)がある。 お国ハバキ等 江戸時代には白銀師によって様々なハバキが考案された。諸藩固有のお国ハバキ(尾張ハバキ、大坂ハバキ、加州ハバキ、川越ハバキ、庄内ハバキ、肥後ハバキ等)。着せ技術を応用して二重に見せかける越中ハバキ。表面に文様を彫り出したり(杢目ハバキ)、布目象嵌を施すハバキ等がある。
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