出土物・国内最古のゴキブリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/04 15:02 UTC 版)
「本野原遺跡」の記事における「出土物・国内最古のゴキブリ」の解説
出土遺物では土器が多く計17万9237点、重量2.8トンもの土器が出土している。またコクゾウムシの圧痕173点が見つかり、全国の縄文時代におけるコクゾウムシ出土数の過半数を占める圧倒的な検出数になった。石器では磨り石や石皿などの食料加工具の比率が高い。さらに、土製円盤も多く出土している。 2016年、本遺跡で発掘されていた縄文土器の圧痕からクロゴキブリの卵鞘が発見され、国内最古のゴキブリと報道された。このクロゴキブリは中国南部に原産をもつとされ、当遺跡へは船で渡ってきた可能性があるとされる。
※この「出土物・国内最古のゴキブリ」の解説は、「本野原遺跡」の解説の一部です。
「出土物・国内最古のゴキブリ」を含む「本野原遺跡」の記事については、「本野原遺跡」の概要を参照ください。
- 出土物・国内最古のゴキブリのページへのリンク