処世における不器用さ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 09:51 UTC 版)
鈴木には、その処世において自身が「不器用なイメージが強」いとされた際に、これを否定せず、そのような自己のあり方を肯定的に捉える発言がある。 それは、2010年、41歳の時に、吉田豪が行なったインタビューで、吉田による、鈴木が「ホントに損な性格というか、不器用なイメージが強くて。」という発言を受け、彼女が、「まあ、器用よりはいいですけどね。Wink時代から人生これできたので、急に器用になって、急にうまく世の中を渡れるような自分になれるわけでもないし。いままできた自分のまま、これからもいきたいなって。」と語っているものである。 鈴木は単純に自己肯定をしてはおらず、吉田が、「うまくやれる人が羨ましくないですか?」と問うと、「そりゃ羨ましいですよ! でも、なれるわけじゃないので。それはそれで人それぞれの人生があるし生きかたがあるので。その人にはその人の悩みがまたあるかもしれないし。だから、ないものねだりですよね。」と答えてもいる。 鈴木の「不器用」さとは、具体的には以下のようなものである。 様々な要因で悩みをストレートに伝えられないこと 前記した吉田の「不器用」という発言は、以下の対話を受けてものである。鈴木が、1998年、29歳の時における『ASAYAN』の「やらせ」について暫く公表しなかった件に関し、リアルタイムでの「暴露」をしたくない考えを持っていたことや、事態に対する諦念があったこと、心の傷が大きかったこと、弁明をしても人間的成長ができないと考えていたこと、そして、テレビ局側へ「迷惑」がかからないよう考慮していたことなど、様々な要因によっている旨を語っているものである。
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