円錐図法の特殊な場合としての方位図法・円筒図法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/21 21:47 UTC 版)
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一標準緯線の場合、標準緯度を φ 0 {\displaystyle \varphi _{0}} とすると頂角(円錐を切り開いた頂点に至る2つの縁がなす角)は360°× sin φ 0 {\displaystyle \sin \varphi _{0}} となる。したがって標準緯度が極に近くなるにつれて頂角は広くなり、極においては全円周すなわち方位図法となる。また標準緯度が赤道に近くなるにつれて頂角は狭まり、経線は平行に近付いてゆく。その極限は、赤道で円筒が地球に接する場合の投射円筒図法である。心射円錐図法の場合の例を下に図示する。 0°N (心射円筒図法) 標準緯度1°Nの心射円錐図法 15°N 25°N 30°N 45°N 60°N 標準緯度75°Nの心射円錐図法 90°N(心射図法)
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