兵庫県内での人気
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/03 05:54 UTC 版)
丸っこく愛嬌のあるデザインから、兵庫県内では、子供たちを中心に圧倒的な人気を博している。人気のあまりイベント等で使用する県所有の着ぐるみが不足していたほどで、現在では自治体ごとに所有しているケースも多い。国体開催前の時点で総数80体を超えていることからもその人気が窺える。人気の高まりを受けて、2005年6月から、はばタンの着ぐるみは民間団体にも貸し出されるようになった。 豊岡市でははばタン人気にあやかり、国体とともに同市の魅力もPRしようと、「ご当地はばタン」を作成している。コウノトリに運ばれたり、特産のシルクを身に着けたはばタンなどが描かれている。 国体開催前は、はばタンの人気だけが独り歩きしていて、国体の認知度が低かった。事実、猪名川町の国体のWebページでは「決して、ひよこと呼ばないでください」と呼びかけているほどであった。また、はばタンの誕生の異説として、「ひょうご」から「ひよこ」を導き、県の南北が海に面していることから港を意味するharborを導いているという都市伝説が生まれた。 はばタンのあまりの人気ぶりを受けて、井戸敏三兵庫県知事は記者会見で、はばタンを大会終了後は県のマスコットにする可能性があることと、これについて県民から意見を聴く必要があることを表明した。この結果、2007年4月1日に兵庫県広報課の県政PRのマスコットに就任した。 2006年10月11日に兵庫県は「はばタン」を環境施策のキャラクターにすることを決定し、また同年11月20日には「ひょうご観光大使」にも任命された。
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