共用方法による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/26 04:15 UTC 版)
共用器: 複数の人用の料理が盛られる食器。大皿料理における大皿や、鍋料理における鍋など。 銘々器: 食事の際に各人に割り当てられる食器。取り皿やコップ類、和食における膳など。 属人器: 銘々器のうち、食器そのものが特定の人物が使うものとして認識されている食器。言い換えれば、属人器以外の銘々器は、一回の食事ごとに持ち主が定められる一時的な属人器ともいえる。日本や韓国の食文化における特徴のひとつとされ、ヨーロッパや中国では一般的ではない。家庭においてはご飯茶碗や箸などが代表的な属人器とされるが、複数をセットで買い揃える事が多いティーカップやスプーンといった食器は属人器になり難い。一方、洋食器であっても、個々に買い揃えられるマグカップなどは属人器として扱われることが少なくない。
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