公安・治安
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/18 09:48 UTC 版)
2005年、フォーブス誌はロングアイランドの犯罪データを発表し、ナッソーとサフォークでは10万人当たり2042の犯罪があった。これは合衆国の平均犯罪率4338の約半分の数値であり全米有数の安全地域である。 クリーンズとブルックリンはニューヨーク市警察(NYPD)の管轄。ナッソーとサフォークそれぞれには独立した郡警察がある。またナッソーにある複数の村と2つの市は市警もある。ニューヨーク州警察は州立公園や郡をまたいで走る高速道路などを管轄としている。 他にもシェリフと呼ばれる郡保安署があり刑務所の運営や治安の維持などに努めている。ナッソーのシェリフは約1000人の保安官と100人の保安官代理(Sheriff Deputy)がいる。保安官代理は警察と同等の権限を有する上級役職であるが逮捕などは警察に委ねている場合が多い。サフォークのシェリフは約900人の保安官と260人の保安官代理を抱えており、同郡にある2つの刑務所も運営している。サフォークの保安官代理の権限は非常に幅広く警察犬の使用や航空パトロール、海上パトロール、事件捜査なども行いSWAT並みの機動性を持つ部隊も使用する。郡を越境するロングアイランド高速道路やサンライズ高速道路もニューヨーク州警と共に彼らの管轄にある。
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