八重樫利康とは? わかりやすく解説

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八重樫利康

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/10 10:53 UTC 版)

八重樫 利康(やえがし りこう / としやす[1]1894年7月19日 - 1982年10月5日)は、日本の衆議院議員(1期)、花巻市長。

経歴

岩手県出身。高小卒。和賀郡笹間村(現・花巻市)会議員、同村長を経て、1946年第22回衆議院議員総選挙に岩手県から立候補して当選。翌年、公職追放となる[2]。衆議院議員を1期務めた後、追放解除後の1958年に花巻市長に選出され、1974年まで4期16年務めた。市長在任中、花巻空港の開港(1964年)、奥州大学(現富士大学)の開学(1965年)の他、市の小中学校の新設や校舎の新築、市内の水道整備、老人福祉センターの開所(1968年)、市体育館の開館(1969年)、市役所新庁舎の完成(1970年)、市立図書館の新築(1973年)などの業績を挙げた。この他、岩手県養鶏組合連合会長、花巻冷凍倉庫、岩手ブロック工業の各社長も務めた。

脚注

  1. ^ 『岩手人名辞典』238頁。
  2. ^ 公職追放の該当事項は「翼賛支部長」。(総理庁官房監査課 編『公職追放に関する覚書該当者名簿』日比谷政経会、1949年、723頁。NDLJP:1276156 

参考文献

  • 歴代知事編纂会編『日本の歴代市長』第1巻、歴代知事編纂会、1983年。
  • 『議会制度百年史 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年11月。
  • 『岩手人名辞典』(財)新渡戸基金、2009年。



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