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八目迷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/18 03:01 UTC 版)

八目 迷
(はちもく めい)
ペンネーム 八目 迷
誕生 (1994-07-29) 1994年7月29日(30歳)
日本兵庫県姫路市
職業 小説家
言語 日本語
国籍 日本
活動期間 2019年 -
ジャンル SF
ライトノベル
代表作 夏へのトンネル、さよならの出口』(2019年)
ミモザの告白』(2021年 - 2024年)
主な受賞歴 第13回小学館ライトノベル大賞ガガガ賞・審査員特別賞(『僕がウラシマトンネルを抜ける時』)
デビュー作 『夏へのトンネル、さよならの出口』
ウィキポータル 文学
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八目 迷(はちもく めい、1994年7月29日[1][2] - )は、日本ライトノベル作家日本SF作家クラブ会員。兵庫県姫路市出身[3][4]

経歴・人物

2019年、投稿作「僕がウラシマトンネルを抜ける時」が第13回小学館ライトノベル大賞にて「ガガガ賞」と「審査員特別賞」をダブル受賞し、同作を改題・改稿した『夏へのトンネル、さよならの出口』でデビューした[5]

このライトノベルがすごい!2022』新作部門では、『ミモザの告白』が第2位に選出[6]。また、ラノベニュースオンラインが開催している「ラノベニュースオンラインアワード」2021年7月の投票アンケート結果では、「新作部門」「新作総合部門」「総合部門」に『ミモザの告白』が選出[7]

関西の郊外で育ち、現在も関西の港町に在住[8]。中学校在学時より好きな漫画やゲームの二次創作を執筆する習慣があった[9]。20歳のときに自身の作品を公募に出すことを決意[9]。以来、本人曰くコンコルド効果が相まって4年近く執筆にのめり込む[9]。映画『インターステラー』に登場する「ミラー博士の星」に影響を受け、投稿作品「僕がウラシマトンネルを抜ける時」を執筆した[8]

2024年、中国のECサイト「Dangdang」が、実施しているアワード「影響力のある海外作家賞」にて、日本人として、宮崎駿村上春樹東野圭吾など等に続いて受賞した[10]

好きな作品として、『時をかける少女』『ほしのこえ』『七回死んだ男』『刻刻』など、時間が関係しているような作品を挙げている[8]。またSCP財団のコミュニティサイトが好きだと述べており、一時期、読み耽っていた時期もあった[8]

作品リスト

小説

ノベライズ

アンソロジー

単行本未収録

雑誌掲載

特典小説

  • 時と四季シリーズ(SSリーフレット)
    • 思い出はプールの底に(『夏へのトンネル、さよならの出口』アニメイト特典、2019年7月18日)
    • さよならのあと、いつもへの入り口(『劇場アニメ 夏へのトンネル、さよならの出口』入場特典、2022年9月9日)
    • リスタート(『夏へのトンネル、さよならの出口』ガガガ文庫サマーフェア特典、2023年6月16日)
    • ある夏の情景(『きのうの春で、君を待つ』メロンブックス特典、2020年4月17日)
    • うたた寝の時間(『琥珀の秋、0秒の旅』メロンブックス特典、2022年8月18日)
  • ミモザの告白(SSリーフレット)
    • 犬派?猫派?(メロンブックス特典、2021年7月21日)
    • 二人のあこがれ(メロンブックス特典、2022年1月18日)
    • 勝負の前に(メロンブックス特典、2022年12月20日)
    • 初めての味(メロンブックス特典、2023年12月18日)
    • グッドルーザー(メロンブックス特典、2024年6月18日)
  • 葬送のフリーレン(SSリーフレット)
    • 空に花を咲かせる魔法(『葬送のフリーレン 14巻』特装版特典、2025年3月18日)

Web掲載

  • 夏へのトンネル、さよならの出口(note
  • あぜ道は夏の終わりに続いてる。(2019年7月20日) - 番外掌編
  • 花に潮風(2019年8月21日) - 短編
  • 記念日(2024年9月10日) - 短編

同人誌

  • 合同誌「こんなふうに世界は終わる?」(文学フリマ東京39、2024年12月1日) - 「最終兵器妹」

メディア・ミックス

コミカライズ

劇場アニメ

脚注

  1. ^ 八目, 迷, 1994”. 国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス. 2021年9月8日閲覧。
  2. ^ 2020年7月29日17:19 のツイート
  3. ^ 2019年8月17日18:09 のツイート
  4. ^ 2019年7月24日19:12 のツイート
  5. ^ 小学館::ガガガ文庫:第13回小学館ライトノベル大賞 最終選考”. 小学館ライトノベル大賞. 2021年9月8日閲覧。
  6. ^ このライトノベルがすごい!2022:『千歳くんはラムネ瓶のなか』が文庫部門2連覇&単行本・ノベルズ部門は『佐々木とピーちゃん』が1位に輝く”. ラノベニュースオンライン (2021年11月25日). 2022年1月23日閲覧。
  7. ^ ラノベニュースオンラインアワード2021年7月刊の投票アンケート結果を発表”. ラノベニュースオンライン (2021年9月5日). 2022年1月23日閲覧。
  8. ^ a b c d 独占インタビュー「ラノベの素」 八目迷先生『夏へのトンネル、さよならの出口』”. ラノベニュースオンライン. 2021年9月8日閲覧。
  9. ^ a b c 集英社文庫編集部 (2020年4月30日). “【インタビュー】作家・八目迷さん”. note. 2021年9月8日閲覧。
  10. ^ 2024年8月28日19:32 のツイート
  11. ^ きのうの春で、君を待つ”. 小学館. 2021年9月8日閲覧。
  12. ^ 琥珀の秋、0秒の旅”. 小学館. 2022年8月18日閲覧。
  13. ^ 小説 葬送のフリーレン ~前奏~”. 小学館. 2024年4月17日閲覧。
  14. ^ やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。アンソロジー 3”. 小学館. 2021年9月8日閲覧。

関連項目

外部リンク




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