八射サンゴ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 02:06 UTC 版)
「en:Precious coral」も参照 元来、珊瑚と呼ばれたのは宝石として使われるサンゴである。深海に生息し、樹枝状の群体を作る。骨格は石灰質で、緻密で固い骨格を作る。花虫綱八方サンゴ亜綱ヤギ目サンゴ科に属し、アカサンゴ、シロサンゴ、モモイロサンゴなどがある。専用の網で漁獲されるが、乱獲による産減が激しいという。 主な宝石サンゴの分類学的な位置づけは以下のとおり。 花虫綱 Anthozoaウミトサカ亜綱 Alcyonaria (八放サンゴ亜綱 Octocorallia)ヤギ目 (海楊目) Gorgonaceaサンゴ亜目 (骨軸亜目,石軸亜目) Scleraxoniaサンゴ科 CoralliidaeParacorallium属アカサンゴ P. japonicum Corallium属ベニサンゴ C. rubrum - 地中海 モモイロサンゴ C. elatius - 太平洋 ボケサンゴ C. elatius - 英語名 Angel's Skin モモイロサンゴと同種であるが、宝石としては別扱い。 シロサンゴ C. konojoi - 浅い海 イボモモイロサンゴ C. uchidai - 高知県で採取の希少種 ゴトウモモイロサンゴ C. gotoense - 長崎県五島列島
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