元西馬音内駅とは? わかりやすく解説

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元西馬音内駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/10 09:44 UTC 版)

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元西馬音内駅
もとにしもない
MOTONISHIMONAI
西馬音内 (1.9km)
(0.9km)
所在地 秋田県雄勝郡羽後町南元西
所属事業者 羽後交通
所属路線 雄勝線
キロ程 10.8km(湯沢起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1935年(昭和10年)2月13日
廃止年月日 1967年(昭和42年)12月1日
備考 雄勝線部分廃線に伴い廃駅
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元西馬音内駅(もとにしもないえき)は、秋田県雄勝郡羽後町南元西(開業時は旧・雄勝郡元西馬音内村下石地蔵)にあった羽後交通雄勝線(旧・雄勝鉄道)の廃駅)である。雄勝線の部分廃線に伴い1967年(昭和42年)12月1日に廃駅となった。

歴史

  • 1935年(昭和10年)2月13日 - 雄勝鉄道西馬音内駅 - 梺駅間延伸開通(雄勝鉄道全通)に伴い開業[1][2][3][4]
  • 1943年(昭和18年)10月16日 - 交通統合に伴い横荘鉄道の駅となる[2][3]
  • 1944年(昭和19年)6月1日 - 鉄道会社名を羽後鉄道に改称。路線名を雄勝線に制定。それに伴い羽後鉄道雄勝線の駅となる[1][2][5]
  • 1947年(昭和22年)
    • 7月23日 - 豪雨による路盤及び橋脚損壊により雄勝線全区間運休、当駅も営業休止となる[3][6]
    • 8月14日 - 羽後山田駅 - 梺駅間が復旧、当駅も営業再開となる[3][6]
  • 1952年(昭和27年)2月15日 - 鉄道会社名を羽後交通に改称。それに伴い羽後交通雄勝線の駅となる[1][2][3][5]
  • 1967年(昭和42年)12月1日 - 雄勝線の部分廃線に伴い廃止となる[1][2][3][5]

駅構造

廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった[7]。ホームは線路の北側(梺方面に向かって右手側)に存在した[7]転轍機を持たない棒線駅となっていた[7]

無人駅となっており[4][7]、駅舎は無いがホーム北側に待合所を有した[7]

駅周辺

集落から南に外れており、周囲は水田であった[7]

駅跡

1995年(平成7年)時点では、水田の中に消滅していた[8]。2010年(平成22年)時点でも同様であった[9]

また、当駅跡附近の線路跡は1999年(平成11年)時点では何も残っていなかった[10]

隣の駅

羽後交通
雄勝線
西馬音内駅 - 元西馬音内駅 - 梺駅

脚注

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  1. ^ a b c d 書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 2 東北』(監修:今尾恵介新潮社2008年6月発行)43ページより。
  2. ^ a b c d e 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』(JTBパブリッシング2010年4月発行)222ページより。
  3. ^ a b c d e f 書籍『新 消えた轍 3 東北』(著:寺田裕一、ネコ・パブリッシング2010年8月発行)30,32-33,36ページより。
  4. ^ a b 書籍『私鉄の廃線跡を歩くI 北海道・東北編』(著:寺田裕一、JTBパブリッシング、2007年9月発行)165ページより。
  5. ^ a b c 『私鉄の廃線跡を歩くI』106-109ページより。
  6. ^ a b 書籍『RM LIBRARY 52 羽後交通雄勝線』(著:若林宣、ネコ・パブリッシング、2003年11月発行)17ページより。
  7. ^ a b c d e f 『RM LIBRARY 52』4,15ページより。
  8. ^ 書籍『鉄道廃線跡を歩く』(JTBパブリッシング、1995年11月発行)37ページより。
  9. ^ 『新 鉄道廃線跡を歩く1』201ページより。
  10. ^ 書籍『とうほく廃線紀行』(無明舎出版1999年12月発行)64ページより。

関連項目




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