傾斜を持たない動く歩道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 22:29 UTC 版)
傾斜を持たない動く歩道としての導入は、大型のスーツケースなど、大きな荷物を携帯して、長距離を移動する必要のあるハブ空港の空港ターミナルビル内、大規模鉄道駅(阪急大阪梅田駅など)や大型施設や郊外型店舗などの連絡通路などでの導入例が多い。ただし設備の終点では慣性の法則により、前に投げ出されることになり、なおかつ利用者の多くは、通常の歩道のように歩いて使うので、高齢者や障害者には特に注意が必要である。 1970年代から、高速を出しながら安全に移動できるよう、加減速可能な動く歩道の研究が続けられている。これは、2重のコンベアを持つ複雑な構造で、IHI等が開発している。
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