傾斜、カウント数、横方向のパラメータ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/07 16:28 UTC 版)
「表面粗さ」の記事における「傾斜、カウント数、横方向のパラメータ」の解説
傾斜パラメータは粗さ曲線の傾斜に関する特性を表す。カウント数および横方向のパラメータは輪郭曲線がある閾値とどれだけ頻繁に交差するかを表す。これらは旋盤加工面で見られるような周期構造を持つ粗さ曲線に用いられることが多い。 パラメータ概要式RΔq, Rdq, 二乗平均平方根傾斜 R Δ q = 1 N ∑ i = 1 N Δ i 2 {\displaystyle R_{\Delta {\text{q}}}={\sqrt {{\frac {1}{N}}\sum _{i=1}^{N}\Delta _{i}^{2}}}} Δi ASME B46.1に基づき、傾斜Δiは5次のサビツキー・ゴーレイ式(英語版)で求める。 Δ i = 1 60 d x ( y i + 3 − 9 y i + 2 + 45 y i + 1 − 45 y i − 1 + 9 y i − 2 − y i − 3 ) {\displaystyle \Delta _{i}={\frac {1}{60dx}}(y_{i+3}-9y_{i+2}+45y_{i+1}-45y_{i-1}+9y_{i-2}-y_{i-3})} これ以外の「周波数」パラメータにはRSmがある。RSmは要素の平均長さと呼ばれ、平均的な山の間隔を表す。通常の山岳と同じように「山」は定義が重要である。RSmの計算では最大高さRzの10%に満たない山は無視される。
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