備中常山城攻撃と鶴姫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/31 05:39 UTC 版)
天正3年(1575年)は備中国へも転戦し、ここでも主力として活動している。上野隆徳が守る備中常山城を攻撃した際に、落城寸前の城内から鶴姫(上野隆徳の妻、三村元親妹)が34人の侍女を率い、自ら出陣して猛攻を仕掛けた。そのあまりの突撃に毛利軍も驚いて壊走した。宗勝は鶴姫に見つかり、良き相手と勝負を挑まれたが、「女とは戦えぬ」と説得。勝負を諦めた鶴姫は伝家の宝刀である「国平の太刀」を宗勝に渡し、城内へ戻って自害した(常山合戦)。
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