偽子嚢殻(Pseudothecium)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/13 04:53 UTC 版)
「子嚢菌門」の記事における「偽子嚢殻(Pseudothecium)」の解説
見かけは子嚢殻に似るが、形成過程が大きく異なる。上記の子実体は接合で生じた細胞に由来する菌糸で形成されるが、この型の子実体は、接合前の菌糸で作られる。つまり見かけ上の子実体は子座であり、子実層はその表面内部の空洞の中に作られる。そのため子実層を含む部分の形は子嚢殻によく似る。個々の子実層は小さいものが多いが、子実体全体は肉眼的大きさになる例もある。
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