個々のバージョン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/02 07:18 UTC 版)
アメリカで広く親しまれたのは Milton Bradley(ハズブロが買収)の Chutes and Ladders である。10×10マスの盤を使い、サイコロではなく付属のスピナー(ルーレットのようなもの)を回す。デザインのテーマは遊び場であり、そのために蛇ではなくシュートとし、梯子と組み合わせることですべり台を構成している。マスには道徳の勉強になるような絵が描かれている。梯子の下のマスには子供が良いことをしている絵が描かれ、梯子を上がったところのマスにはご褒美を楽しむ子供が描かれている。シュートの上のマスには子供がいたずらなどをしている様子が描かれ、シュートの下にはその結果叱られたなどの結果が描かれている。近年では様々なキャラクターを使ったバージョンがあり、「ドーラといっしょに大冒険」や「スポンジ・ボブ」などがある。 カナダでは Canada Games Company が Snakes and Ladders として販売していた。近年では蛇の代わりにトボガンぞりと呼ばれるソリが描かれたものもあった。Canada Games Company が廃業したため、ハズブロ版の Chutes and Ladders がカナダでも人気を集めるようになってきている。 イギリスでは J. W. Spear & Sons の10×10マスとサイコロを使うものがよく見られる。
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