修道院の全体の配置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 04:17 UTC 版)
「ル・トロネ修道院」の記事における「修道院の全体の配置」の解説
大きくは、敷地の南側に、正確に東西を向いた軸線を持つ教会堂(聖堂)があり、その北側に中庭と関連の施設が置かれ、北西側に谷を望んでいる。教会堂内部では東端に半円形のプランで四分の一の一球ドームの架かった至聖所が置かれている。この教会堂の軸に直交する両袖廊に、それぞれ二カ所ずつ修道士の礼拝所が並んでいる。身廊にはわずかに円弧の中心をずらした尖頭アーチの断面系を持つヴォールトがかかり、三対の壁柱で両側から支えられていて、その背後に、側廊が並行している。壁厚は2m扉程度。壁面にある小さな開口部にステンドグラスがはめられている。
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