信夫隆司
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/18 07:09 UTC 版)
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信夫 隆司(しのぶ たかし、1953年 - )は、日本の政治学者。日本大学法学部教授。専門は、国際政治学、地球環境問題。
人物
山形県山形市出身。1975年日本大学法学部法律学科卒業、1977年同法学研究科修士課程修了、1981年ポートランド州立大学大学院修士課程修了。2010年「若泉敬と日米繊維交渉」で東海大学博士(政治学)。
日本大学法学部助手、武蔵野短期大学国際教養学科助教授、岩手県立大学総合政策学部教授を経て、2005年から現職。
2020年、日本政治法律学会より現代政治学会賞を受賞[1]。
著書
単著
- 『国際政治理論の系譜―ウォルツ、コヘイン、ウェントを中心として』(SBC学術文庫)(信山社、2004年6月)ISBN 978-4860750640
- 『若泉敬と日米密約-沖縄返還と繊維交渉をめぐる密使外交』(日本評論社、2012年)ISBN 978-4535586178
- 『米軍基地権と日米密約 奄美・小笠原・沖縄返還を通して』岩波書店、2019
編著
- 『環境と開発の国際政治』(南窓社、1999年)
- 『地球環境レジームの形成と発展』(国際書院、2000年)
- 『国際関係論』 (Next教科書シリーズ) 佐渡友哲共編. 弘文堂, 2013.
訳書
- ダヴ・ローネン『自決とは何か――ナショナリズムからエスニック紛争へ』(刀水書房、1988年)
- ジョージ・モデルスキー『世界システムの動態――世界政治の長期サイクル』(晃洋書房、1991年)
- ガレス・ポーター、ジャネット・W・ブラウン『地球環境政治――地球環境問題の国際政治学』(国際書院、1993年)
- ピーター・H・サンド『地球環境管理の教訓』(国際書院、1994年)
脚注
- ^ 学会賞 歴代受賞者一覧日本政治法律学会
外部リンク
- 信夫隆司 - 日本大学 教員紹介
信夫隆司(日本大学教授)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/28 21:58 UTC 版)
「安倍内閣総理大臣談話」の記事における「信夫隆司(日本大学教授)」の解説
「冒頭で『歴史に対して謙虚であらねばならない』と述べたのが印象的だ。『侵略』や『植民地支配』、『お詫び』など村山談話のキーワードをすべて盛り込んだうえで『悔悟』という強い表現で反省を示しており、意識的に韓国や中国との関係を良くしていこうという考えがみられる」
※この「信夫隆司(日本大学教授)」の解説は、「安倍内閣総理大臣談話」の解説の一部です。
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