赤谷源一
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/22 01:23 UTC 版)
赤谷 源一(あかたに[1] げんいち、1917年9月29日 - 1987年9月1日)は、日本の外交官。日本人初の国際連合事務次長。チリ駐箚特命全権大使。
|
- ^ 本名の「あかや」は外国人にとって聞き取りにくいため「あかたに」と名乗った。
- ^ この際の佐藤総理の発言の誤訳(「日米繊維交渉は前向きに善処したい。」発言)によって後のニクソンショックが招かれたとする批判(鳥飼久美子著「歴史を変えた誤訳」など)があった。 しかし、日米両国で近年情報公開が進み、機密解除公文書中に、佐藤総理の「善処します」という発言は確認できず、「佐藤総理の"善処します"伝説」にすぎなかったと結論付けられている。(信夫隆司[2006]「佐藤総理の"善処します"伝説」『政経研究』 43(2): 113-140.日本大学法学会) さらに、「佐藤が言ったのは『善処します』『前向きに検討します』ではなく、『最善をつくす』であった。」(檜誠司『通訳翻訳研究への招待』No.16 「善処します」発言の誤訳問題の一考察―日米の機密解除公文書をめぐって 日本通訳翻訳学会 JAITS)とされ、誤訳ではなかったことが明らかになっている。
[続きの解説]
「赤谷源一」の続きの解説一覧
- 1 赤谷源一とは
- 2 赤谷源一の概要
- 赤谷源一のページへのリンク