信号の作成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/21 13:55 UTC 版)
以下、音声電気信号「N-1」を例にして示す。右は概念図である。図中マトリクススイッチ中の黒丸はクロスポイント接続、白丸はクロスポイント未接続であることを示す。マトリクススイッチを用い、それぞれの入力に対して、その入力信号1個を抜き、それ以外の入力信号を混合してそれぞれの入力先にモニター用として返すための 「RET」(リターン)信号を作る。すなわち、N個の入力信号から1個の入力信号を引いたものとなることから「N-1」信号と呼ばれる。これに対して「PGM」(プログラム)出力信号はすべての入力信号の和となることから、「ALL MIX」(オールミックス)信号などとも呼ばれる。なお、今日の音声調整卓(ミキシングコンソール)などには標準的にN-1信号をつくるための、マトリクス回路が搭載されており、加えてそれぞれの信号の混合割合を細かく変えることができるようになっているものが多い。
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