使用上の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/21 06:27 UTC 版)
「nano (テキストエディタ)」の記事における「使用上の特徴」の解説
nanoはviと異なり、起動すれば即キーボードより文字入力が可能であり、直感的な操作が可能である。入力位置は方向キーを使って自由に指定が可能である。ファイルの読み書きや検索のようなコマンドはコントロールキーまたはメタキーの組み合わせによって実行するが、常に画面の下部に主要なキー割り当てが表示されているため、操作方法を知らないユーザでも扱う事が出来る。それ以外のキー割り当てについては、^G(ヘルプ)を押すことで知ることができる。最近の主要なLinuxディストリビューションやmacOSでは標準で同梱されているが、Emacsやvimといった高機能なエディタに比べて、機能面では制約がある。 nanoの元になったpicoは、1ファイルのみが編集できる単純なエディタであったが、nanoでは大きく拡張されており、バッファを切り替えて複数のファイルが編集できたり、検索に正規表現が使えたり、シンタックスハイライトに対応するなど、必ずしも単純とは言えないエディタになっている。
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