作詞に至る実話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/24 09:42 UTC 版)
ワークが1874年にイギリスを旅行した際、ダラムにある「ジョージ・ホテル」に泊まった。このホテルの玄関ロビーに動いていない大きな振り子時計が置いてあった。ホテルのスタッフに理由をたずねると、数年前までそのホテルはジェンキンスという兄弟が経営していた。ある日、弟が病死するとそれまで正確に動いていた時計が遅れ出した。そのあとを追うように兄も世を去るとついに時計は止まってしまった。針がさしていた時刻はちょうど兄が亡くなった11時5分(720分の1の確率)。その後、修理しても2度と動き出すことはなかった、という。 また、アメリカ・マサチューセッツ州グランビーにある、ワークの妻サラの生家にも代々伝わってきた、18世紀後半の制作とされる、大きな振り子時計があった。
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