佐村益雄とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 佐村益雄の意味・解説 

佐村益雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/29 13:21 UTC 版)

佐村 益雄(さむら ますお、1882年明治15年)8月7日[1][2] - 1936年昭和11年)3月8日[1][2])は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍中将位階勲等功級正四位勲二等功五級[3]

経歴・人物

山口県出身[1][4]。佐村藤太郎の長男[2]1902年(明治35年)陸軍士官学校第14期卒業[1][5]1913年大正2年)陸軍大学校第25期卒業[1][6]

1924年(大正13年)7月に工兵第1大隊長に発令され、翌月、陸軍工兵大佐に昇級[4]。 ついで、1926年(大正15年)3月に参謀本部通信課長、1927年(昭和2年)7月に参謀本部運輸課長を経て、1930年(昭和5年)3月に陸軍少将に進み、工兵監部附に発令される[1][4]。 のち、1933年(昭和8年)9月に陸軍工兵学校長に転じ、1934年(昭和9年)3月に陸軍中将に進級し、1935年(昭和10年)3月に工兵監を経て、1936年(昭和11年)3月7日に教育総監部附となった翌日に没した[1][4]。墓所は多磨霊園(12-1-13-41)

親族

  • 岳父:貞永恭一(華浦銀行頭取)[7]

脚注

  1. ^ a b c d e f g 福川 2001, 357頁.
  2. ^ a b c 上田 2001, 883頁.
  3. ^ 『故陸軍中将佐村益雄位階追陞ノ件』 - 国立公文書館デジタルアーカイブ、昭和11年3月9日。
  4. ^ a b c d 外山 1981, 186頁.
  5. ^ 外山 1981, 183頁.
  6. ^ 外山 1981, 付録第一 11頁.
  7. ^ 人事興信所 1915, さ68頁.

参考文献




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「佐村益雄」の関連用語

佐村益雄のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



佐村益雄のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの佐村益雄 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS