佐敷車庫・佐敷駅(芦北町内)からの発着路線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/24 07:32 UTC 版)
「産交バス水俣営業所」の記事における「佐敷車庫・佐敷駅(芦北町内)からの発着路線」の解説
当営業所のほか、バスの常駐場所として佐敷車庫に2台のバスが配置されている。かつては芦北町や津奈木町内全域も担当しており、佐敷車庫には5台のバスが配置されていた。佐敷車庫や佐敷駅を中心に佐敷港、水俣駅(3号線経由・大崎・平国経由)、白石駅、葛俣、古石、長崎、百木、あしきた青少年の家、田川方面などへのバスが多数発着していた。しかし沿線の過疎化に伴う深刻な乗客減により芦北町側が自治体バスとして廃止代替バス「あしきたふれあいツクールバス」や乗合タクシーを導入した事により白石駅や葛俣方面のバスは2011年6月までに全て廃止された。芦北町はその後も過疎化が止まらず、残存した佐敷車庫からの平国、鶴木山、田川方面の路線バスも深刻な利用率の低下がネックとなり、こちらも2015年10月1日のダイヤ改正で「あしきたふれあいツクールバス」や乗合タクシーに転換され、田浦水俣線を残して全て廃止された。このダイヤ改正で佐敷駅からの路線バスの発着は幹線道路(国道3号線)を通る田浦水俣線のみとなり、佐敷車庫、佐敷港、湯浦駅発着で県道56号線、県道305号線を走る定期路線バスは全て消滅した。現在は佐敷車庫からは早朝と深夜に田浦水俣線の回送便が発着するのみである。晩年は佐敷駅発着がほとんどで、佐敷車庫発の定期バスの設定は佐敷車庫線の大崎・福浦・平国経由水俣産交行きが午前中に1本発車、水俣港から平国・福浦経由のバスが3本が到着するのみで、あとは全て佐敷駅までの回送便であった。
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