佐保川とは? わかりやすく解説

さお‐がわ〔さほがは〕【佐保川】

読み方:さおがわ

さほがわ(佐保川)


さほ‐がわ〔‐がは〕【佐保川】

読み方:さほがわ

奈良市春日山東方石切(いしきり)峠に源を発し市内北部流れ大和郡山市初瀬(はせ)川と合し大和川となる川。古歌によくよまれた。さおがわ。[歌枕

「—の川波立たず静けくも君にたぐひて明日さへもがも」〈万・三一〇


佐保川

読み方:サホガワ(sahogawa)

所在 大阪府

水系 淀川水系

等級 1級


佐保川

読み方:サホガワ(sahogawa)

所在 奈良県

水系 大和川水系

等級 1級


佐保川

読み方:サオガワ(saogawa)

分野 和歌集

年代 江戸中期

作者 鵜殿余野子


佐保川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/15 06:33 UTC 版)

佐保川
奈良市法蓮町の大宮橋から若草山方向
水系 一級水系 大和川
種別 一級河川
延長 19 km
平均流量 -- m³/s
流域面積 129 km²
水源 石切峠(奈良県)
水源の標高 460 m
河口・合流先 大和川(奈良県)
流域 奈良県
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佐保川(さほがわ)は、大和川水系支流奈良県北部の奈良市大和郡山市を流れる一級河川である。

地理

川路聖謨が奈良奉行時代に整備させたと伝わる川路桜(右)
奈良市恋の窪町付近を流れる秋の佐保川

春日山原始林のある花山と芳山の間、奈良市石切峠付近に発し、三笠温泉郷のある若草山を回り込むように流れ、奈良市街北部を西に貫流する[1][2]。さらに奈良市役所の手前付近から南流に転じ、大和郡山市を経て奈良県浄化センター付近で大和川初瀬川)に注ぐ[1]。流域面積は129km²(大和川流域の約12%)、流路延長は約19kmである[2]

源流部の最奥には鶯の滝(高さ10m)がある[1][3]

古代には陰陽道の思想から都(平城京)の東を流れる青龍として位置づけられていた[1]。江戸時代には「南都八景」の一つとして「佐保川の蛍」が挙げられていた[1]

奈良市内を流れる佐保川中流の堤には両側に古くから桜並木があり、春になると花見客が訪れて賑わう[1]。3月末から4月初頭まで上流部のJR佐保川鉄橋から船橋商店街まで「佐保川・川路桜まつり」が開催される(なお佐保川大宮橋周辺からJR佐保川鉄橋までの23年間開催されていた「佐保川桜まつり燈火会」は2023年から開催されず終了となった)[4]

流域の自治体

奈良県
奈良市大和郡山市

主な支流

  • 岩井川
    奈良市白毫寺の高円山東側に発し、能登川を合わせた後、奈良市八条で佐保川に注ぐ[1]
  • 秋篠川
    大和郡山市観音寺で佐保川に注ぐ[1]
  • 菩提仙川
    奈良市北椿尾の城山付近及び菩提山北端の鉢伏峠付近に発し、天理市北部を流れ、大和郡山市番条で佐保川に注ぐ[1]
  • 高瀬川
    天理市福住の桜峠付近に発し、大和郡山市伊豆七条で佐保川に注ぐ[1]

文化

佐保川は奈良市街近くを流れることから、古来詩歌に詠まれることも多かった。

  • 佐保河の小石ふみ渡りぬばたまの 黒馬の来る夜は年にもあらぬか(大伴坂上郎女万葉集
  • 佐保川の水を塞きあげて植ゑし田を 刈る早飯は独りなるべし(上の句:尼/下の句:大伴家持、万葉集) …最古の連歌とされる。
  • 見渡せば佐保の河原にくりかけて 風によらるゝ青柳の糸(西行法師山家集

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j 私たちと大和川 No.9 ~佐保川~”. 大和信用金庫. 2023年3月1日閲覧。
  2. ^ a b 瀬戸内海”. 公益社団法人 瀬戸内海環境保全協会. p. 66. 2023年3月1日閲覧。
  3. ^ 春日山原始林ガイド”. 奈良県. 2021年3月1日閲覧。
  4. ^ 23年の歴史に幕 - 奈良・佐保川桜まつり燈火会”. 奈良新聞. 2023年3月1日閲覧。



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