伝統的宮中座次
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/14 16:56 UTC 版)
明治時代以前の公家社会においても宮中座次と呼ばれるものがあった。この伝統的宮中座次では先例と実情とが頻繁に衝突し、紛争が絶えなかった。徳川家康の禁中並公家諸法度制定の背景の一つは、この宮中座次の紛争に終止符を打つ目的だった。幕末の宮中席次は、ほぼ次のような序列だった。 摂関 准三宮 太政大臣 左大臣 右大臣 親王(宮家) 前関白(太閤) 前太政大臣 前左大臣 前右大臣 内大臣 前内大臣 准大臣 従一位 本座宣下 権大納言 前権大納言(本座宣下授与者除く) 権中納言 前権中納言 参議 前参議 正二位 従二位 正三位 従三位
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