伊賀の人間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 08:42 UTC 版)
「とっぴんぱらりの風太郎」の記事における「伊賀の人間」の解説
風太郎 伊賀の柘植屋敷で育てられた忍び。忍びの腕は決して良くないが、肺活量が誰よりも多いため過酷な修練を生き残る事ができた。柘植屋敷の火災から助かったのも、肺活量の多さゆえである。 黒弓 天川で生まれ育ち、一か月前に伊賀に来た忍び。父親は伊賀の忍びだったが、堺の商人に雇われ天川に渡った。父親が采女と旧知の仲である事から、伊賀で忍びをする事になった。硝石を扱う貿易船で働いていたため火薬の扱いに詳しいが、伊賀の忍びが使う忍び言葉は使えない。因心居士の術が効かない(その理由について因心居士は「言葉が違うから」と説明している)。伊賀を出た後は京や堺で商売に励む。商売に励んでお金を貯めているのにはある切実な理由がある。 蝉左右衛門 伊賀の忍び。風太郎とは犬猿の仲。刀は柘植屋敷でも一、二を争う腕前で、修練で風太郎は一度も蝉に勝てなかった。毒の耐性が非常に強い。 百市 伊賀の忍び。美人だが非常に悪賢い。体には柘植屋敷の火災で負った火傷痕がある。火災後は上野城の大奥で働く。 義左衛門 伊賀の元忍び。忍びにしては珍しく明るい性格の好々爺。 采女 伊賀の忍びの統括役。修練で怪我した子供の忍びをその場で殺すなど非常に冷酷であり、忍び達にとっては高虎よりも恐ろしい存在である。 藤堂高虎 四年前に伊予から国替えで伊賀上野の城主になった。築城の名手として有名である。現在では数少なくなった忍びを使う大名。
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