伊甚国造とは? わかりやすく解説

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伊甚国造

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 06:08 UTC 版)

伊甚国造(いじみのくにのみやつこ、いじみこくぞう)は、後の令制国上総国埴生郡、現在の千葉県茂原市の一部と長生郡長南町および睦沢町の一部を支配した国造伊甚屯倉設置以前は夷灊郡も支配していたと考えられている。表記については、『先代旧事本紀』「国造本紀」と『日本書紀』は伊甚国造とするが、『古事記』は伊自牟国造(いじむ-)とする。


注釈

  1. ^ 『古事記』には、建比良鳥命、此は出雲国造无邪志国造上菟上国造下菟上国造、伊自牟国造、津島県直遠江国造等の祖なり、とある。

出典

  1. ^ 『先代旧事本紀』 巻第十、国造本紀
  2. ^ 『古事記』 上巻 天照大御神と須佐之男命段
  3. ^ 前之園亮一『「王賜」銘鉄剣と五世紀の日本』(岩田書院、2013年)
  4. ^ a b 『千葉県の地名(日本歴史地名大系 12)』840ページ
  5. ^ a b c 丸子部と丸部2」『古樹紀之房間』2009年。
  6. ^ 『日本書紀』 巻第十八、安閑天皇元年4月1日条
  7. ^ a b 『日本古代史地名事典』 239ページ
  8. ^ 『角川日本地名大辞典 12 千葉県』 102ページ
  9. ^ 宝賀寿男「第三部 畿内・東国に展開した初期分岐の支族 二 武蔵国造と東国の諸国造族」『古代氏族の研究⑯ 出雲氏・土師氏 原出雲王国の盛衰』青垣出版、2020年、264頁。
  10. ^ 『千葉県の地名』 670ページ
  11. ^ 『続日本紀 四』補注 29-六〇
  12. ^ 『角川日本地名大辞典 12 千葉県』 495頁


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