他言語での使用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 07:23 UTC 版)
イタリア語でも、ドン (Don) を高位聖職者に対し使う。Benedict会などではドム (Dom) を使う。 アメリカ英語では、ドン (Don) をマフィアなど犯罪組織のボスに対し使うことがある。この用法は、スペイン文化の影響が強い南イタリアの影響と考えられる。これから転じて日本語でも、「球界のドン」川上哲治、「政界のドン」金丸信、「税調のドン」山中貞則、「芸能界のドン」周防郁雄など、ボス然とした親分肌の実力者のことをドンと呼ぶことがある。この発端となったのは、1977年から78年にかけて作られた日本のヤクザ映画「日本の首領(ドン)」で、これを「ドン」と読ませたのは原作者の飯干晃一のアイディアだという。 オクスフォード大学やケンブリッジ大学では、ドン (Don) を教職員に使うことがある。
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