他の近縁の作物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 17:24 UTC 版)
ヒユ科にはキヌアの他にも食用に栽培されている種がある。キヌア同様に高タンパク質であり高栄養価であるが、キヌアよりさらに生産量が少ない。 アマランサス(西:amaranto、ケチュア語:kiwicha、quihuicha) - ヒユ科ヒユ属の一年草。古代にはヒモゲイトウ(英語版)(A. caudatus)、スギモリケイトウ(英語版)(A. cruentus)、センニンコク(英語版)(A. hypochondriacus)がメキシコ、グアテマラ、ペルーで大規模に栽培されていたが、現在では少規模の栽培に留まっている。葉も食用にされ、観賞作物としても栽培されている。 カニワ(英語版)(qañiwa*、qañawa、Chenopodium pallidicaule) - キヌアと同属でキヌアと一緒に栽培されている。草丈は1mと低く種子はキヌアより小さく1.0-1.2mmで、より多くサポニンを含む。 ウアウソントレ(英語版)(西:Huauzontle、Chenopodium nuttalliae) - キヌアと同属一年草で草丈、葉、花などキヌアによく似ているが種子は約1.5mmと小さい。中央アメリカが原産と考えられておりアステカ文明では広く栽培されていたが現在ではメキシコで少量が栽培されているのみである。
※この「他の近縁の作物」の解説は、「キヌア」の解説の一部です。
「他の近縁の作物」を含む「キヌア」の記事については、「キヌア」の概要を参照ください。
- 他の近縁の作物のページへのリンク