他の武器との連携
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 15:21 UTC 版)
アーキバスは他の武器と比べて多くの長所を持っていたが、同時に深刻な弱点も少なくなく、これを補うために他の武器と連携して運用する方法が模索された。威継光は敵がアーキバス兵に肉薄してくる場合に備えて、アーキバス隊のすぐ後ろに伝統的な武器を用いる兵を配置した。この戦術は、アーキバス隊をパイク隊が援護したイングランドの戦術と類似している。どちらも新兵器アーキバスと伝統的な武器の最適な連携を考えた結果、まったく別の地域でありながら似た結論に至ったことになる。ヴェネツィアでも、アーキバスの長い装填時間を埋めるために、弓兵による援護射撃を組み合わせた連携戦術が採用されている。オスマン帝国は大砲で援護射撃をしたり、フス派にならってウォーワゴンを用いアーキバス兵を守ったりした。
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