他の木材との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/13 23:53 UTC 版)
「アフリカン・ブラックウッド」の記事における「他の木材との関係」の解説
アフリカン・ブラックウッドは現在では黒檀とは同一視されない。黒檀という名称は、現在は限られた数の樹木であるカキノキ科カキノキ属(Diospyros)のために用いるように要約されている。これらの樹木はもっとくすんだ外見をしていて、よりもろい。 ツルサイカチ属には、ブラジリアン・ローズウッド(ダルベルギア・ニグラ Dalbergia nigra)、キングウッド(D. cearensis)やココボロ(主にダルベルギア・レトゥサ D. retusa)といった、他の木材の得られる樹木が複数種含まれる。また、ケニアには同属の植物としてダルベルギア・ラクテア(スウェーデン語版)(D. lactea、キクユ語: mwaritha)が見られるがこれはつる植物あるいは低木であり、樹皮から紐作り用の繊維が得られる。ブラジリアン・ローズウッド(附属書Iに記載)を除くツルサイカチ属の種全体が2017年10月4日から有効となっているワシントン条約附属書IIに記載されているため、アフリカン・ブラックウッドにも附属書IIが適用される。
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