他の未検証の語源
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 18:19 UTC 版)
この言葉は東南アジアでは一般に、インドネシアのスラウェシ島南岸の海洋民族のブギス人(Bugis)またはブギス人海賊(Buganese pirates)を指し示す。これらの無慈悲な海賊は、初期のイングランドやオランダの東インド会社の貿易船を苦しめた。一般には、欧州の船乗りが東南アジアから恐ろしい海賊を意味する「ブギ・マン」という言葉を持ち帰ったものとも信じられている。しかし語源学者は、欧州による東南アジア植民地化の何世紀も前から「ブギーマン」の原型となる単語が用いられていたこと、当時西洋人がブギス人を知っていたとは考えがたいことから、この考えを否定している。また、イギリス人がナポレオンに対して用いていた蔑称「Boney」から派生し、時を経て「Boneyman」、「Bogeyman」へと変化したという説もある。
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