京都市電梅津線とは? わかりやすく解説

京都市電梅津線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/01 20:06 UTC 版)

梅津線
基本情報
日本
所在地 京都市
路線網 京都市電(開業-1958年)
京都市営トロリーバス(1958年-廃止)
起点 四条大宮
終点 松尾橋
停留所数 15箇所
開業 1945年2月2日
廃止 1958年12月1日
運営者 京都市交通局
路線諸元
路線距離 5.218 km
軌間 1,435mm(1958年まで)
線路数 複線
電化方式 直流600V 架空電車線方式
テンプレートを表示
梅津線
大宮駅 四条線
0.000 急 四条大宮 千本線大宮線
壬生車庫・京福嵐山本線
0.420 | 四条坊城
西高瀬川
国鉄山陰本線
0.870 急 四条中新道
1.170 | 四条御前通
京福嵐山本線 西院駅
1.553 急 西大路四条 西大路線
阪急京都本線 西院駅
1.809 | 西院巽町
2.136 急 四条中学前
養老田川
2.788 急 梅津車庫前 梅津車庫
天神川
3.292 急 南広町
3.632 急 高畝町
3.873 急 段町
有栖川
4.274 | 北浦町
4.588 急 西浦町
4.853 急 梅ノ宮
5.218 急 松尾橋
桂川
阪急嵐山線 松尾駅

梅津線(うめづせん)は、京都市四条通の梅津方面に敷設されていた京都市電軌道路線

戦時体制下における「軍事援護事業」の一環(軍需工場への工員輸送)として大戦末期に全区間併用軌道の路線として建設された。蹴上線を休止してその資材を利用した。1958年(昭和33年)には交通事業の一環(合理化)で全線を無軌条(トロリーバス)化した上で四条大宮 - 西大路四条間の無軌条線と統合した。その後、桂川の手前の松尾橋まで延長され、四条大宮から松尾橋まで市西部工業地域の西院地区と梅津地区を無軌条電車(トロリーバス)で貫いていた。車庫引込線として千本線の壬生車庫前 - 四条大宮間で複軌道を共用していた。1969年(昭和44年)に全線が廃止された。

京都市のトロリーバス事業全般については「京都市営トロリーバス」を参照。

沿革

  • 1945年(昭和20年)
    • 2月2日 西大路四條-天神川(仮)開業/梅津操車場開設
    • 8月3日 (天神川)-梅津(後に高畝町と改称)開業
  • 1958年(昭和33年)12月1日 全線無軌条化し、無軌条線を統合/梅津操車場廃止/梅津車庫を開設し、壬生車庫より無軌条電車移管(ただし梅津車庫に車両工場は併設せず、定期検査や修繕等は従来通り壬生車庫車両工場において実施)
  • 1962年(昭和37年)
    • 3月27日 急行運転開始(日曜祝日を除く午前7時-午前9時)
    • 5月1日 高畝町-松尾橋開業 [梅津線全線開業]
  • 1969年(昭和44年)

電停一覧

停留所/交叉する通り(接続、距離、急行停車駅は路線図参照)

運行系統

  • 100号:四条大宮-西大路四条-梅津車庫前-高畝町-松尾橋
  • 100A号:四条大宮-西大路四条-梅津車庫前-高畝町
  • 特100B号:西大路四条-梅津車庫前-高畝町-松尾橋
  • 100B号:西大路四条-梅津車庫前-高畝町
  • 特100C号:梅津車庫前-高畝町-松尾橋
  • 100C号:梅津車庫前-高畝町
  • 100D号:四条大宮-西大路四条-梅津車庫前
  • 100E号:西大路四条-梅津車庫前
  • 100F号:四条大宮-西大路四条

他線との交叉

平面交叉







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