交響曲第2番_(松村禎三)とは? わかりやすく解説

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交響曲第2番 (松村禎三)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 01:54 UTC 版)

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交響曲第2番(こうきょうきょくだい2ばん)は、日本作曲家松村禎三1997年に作曲し、1998年に完成させた交響曲

概要

サントリー音楽財団の委嘱で1997年3月金剛力士像のポスターに触発されて作曲し、1998年同年開催されたサントリー音楽財団主催の「作曲家の個展 98 松村禎三」にて尾高忠明指揮東京都交響楽団、ピアノ独奏野島稔により初演された。その後1999年に第3楽章が改訂され、2006年Naxosの『日本作曲家選輯 24』に収録するため最後の改訂が行われた。

楽器編成

フルート3(3番奏者はアルト持ち替え、それ以外はピッコロ持ち替え)、オーボエ2、ピッコロコーラングレクラリネット3(3番奏者はバスクラリネット持ち替え)、ファゴットコントラファゴットホルン4、トランペット4、トロンボーン3、チューバ、打楽器4(ティンパニ大太鼓シンバルグロッケンシュピールボンゴウッドブロックハープピアノ弦五部

作品の内容

第1楽章 

金管によるファンファーレの後、ピアノが主題を提示する。その後ヴァイオリンとピアノのソロを経て、弦、金管がそれぞれ旋律を奏で、再びヴァイオリンとピアノによるソロが現れる。やがてファンファーレが奏されて弦の無窮動な旋律があった後、ピアノソロが現れ、ピアノのみになって幕を閉じる。

第2楽章

弱音器を付けた弦の上で、独奏ピアノが主題を提示する。

第3楽章

金管のファンファーレで開始され、ベートーヴェン交響曲第5番を想起させる動機で曲が締めくくられる。

参考文献




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