交響曲第19番_(ハイドン)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 交響曲第19番_(ハイドン)の意味・解説 

交響曲第19番 (ハイドン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/29 13:00 UTC 版)

交響曲第19番 ニ長調 Hob. I:19 は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンが作曲した交響曲

初期の作品だが、自筆原稿などは残っておらず、正確な作曲時期は不明である。様式上からはボヘミアのモルツィン伯爵に仕えていた時代(1757年から1760年頃)の曲に近いという[1]

編成

オーボエ2、ホルン2、第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリンヴィオラ、低音(チェロコントラバスファゴット)。

曲の構成

初期ハイドンの交響曲にしばしば見られる、メヌエットを欠いた3楽章形式の曲である。、演奏時間は約12分[2]

  • 第2楽章 アンダンテ
    ニ短調、4分の2拍子、ソナタ形式。
    この時期のハイドンの他の緩徐楽章と同様、弦楽器のみで演奏される。途中、ヘ長調に転調した後のシンコペーションの連続が目立ち、同じ音型は展開部でも繰り返される。全57小節の小曲である。
  • 第3楽章 プレスト
    ニ長調、8分の3拍子、ソナタ形式。

脚注

  1. ^ デッカ・レコードのホグウッドによるハイドン交響曲全集第2巻、ウェブスターによる解説、1993年
  2. ^ 音楽之友社ミニスコアによる

参考文献

  • 『ハイドン 交響曲集II(13-27番) OGT 1590』音楽之友社、1981年。 (ミニスコア、ランドンによる序文の原文は1964年のもの)

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「交響曲第19番_(ハイドン)」の関連用語

交響曲第19番_(ハイドン)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



交響曲第19番_(ハイドン)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの交響曲第19番 (ハイドン) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS